五十嵐大地｜未完の花園 [exhibition]
2019年6月14日（金）～6月30日（日）
12：00～20：00 日曜日は18：00まで 入場無料 月曜日休廊
未完だからこそ心を捉えて離さない。
gallery fuでは、6月14日（金）から6月30日（日）まで「五十嵐 大地｜未完の花園」を開催いたします。
五十嵐大地は、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻4年に在籍。雑誌「美術の窓」2019年6月号、7月号の「山下裕二の今月の隠し球」で取り上げられるなど、注目の若手美術家です。
本展覧会では植物をモチーフとしながら、「わび」「さび」「不足の美」などの言葉に代表される日本人特有の美意識を探っていきます。
日本人には不均整や不完全、簡素なものに余情を感じる美意識が存在します。「新版茶道大辞典」（淡交社刊）には、［「わび（侘び）」は隠者の生活のなかから見いだされてきた自然質朴な美をもととし、元来は心細さ、つらさ、興ざめなど好まくないことを指した言葉。「さび（寂び）」は古びて味わいのあることをさすが、「寂」の字をあてるように、もともとは「さびし」からでている］とあります。いずれも物質的な享楽に流れるのではなく、精神的な清純さを尊重した言葉だそうです。また、岡倉天心は「茶の本」に「真の美は、不完全を心の中で完全なものにする人だけが発見することができる」と書いています（岡倉覚三著 桶谷秀昭訳）。
五十嵐の「未完の花園」は、完璧な美を描ききるのではなく余白を残しながら観る者の想像力を刺激し、また観る者の心を満たします。
油彩画12点に描く「五十嵐大地｜未完の花園」にご期待ください。
五十嵐大地／IGARASHI daichi
1996年8月30日東京都生まれ
東京芸術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 学部4年在籍
主な展覧会／グループ展
2016年「東京芸術大学学部1年進級展」東京芸術大学（東京・上野）
2017年「色気づいちゃって展」（グループ展）ターナーギャラリー（東京・南長崎）
2018年「東京芸術大学学部2年進級展-旅展-」東京芸術大学（東京・上野）
2018年「one work show『五十嵐大地展』」みうらじろうギャラリー（東京・日本橋小伝馬町）
2018年「gift」gallery fu（神奈川・横浜石川町）
12：00～20：00 日曜日は18：00まで 入場無料 月曜日休廊
未完だからこそ心を捉えて離さない。
gallery fuでは、6月14日（金）から6月30日（日）まで「五十嵐 大地｜未完の花園」を開催いたします。
五十嵐大地は、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻4年に在籍。雑誌「美術の窓」2019年6月号、7月号の「山下裕二の今月の隠し球」で取り上げられるなど、注目の若手美術家です。
本展覧会では植物をモチーフとしながら、「わび」「さび」「不足の美」などの言葉に代表される日本人特有の美意識を探っていきます。
日本人には不均整や不完全、簡素なものに余情を感じる美意識が存在します。「新版茶道大辞典」（淡交社刊）には、［「わび（侘び）」は隠者の生活のなかから見いだされてきた自然質朴な美をもととし、元来は心細さ、つらさ、興ざめなど好まくないことを指した言葉。「さび（寂び）」は古びて味わいのあることをさすが、「寂」の字をあてるように、もともとは「さびし」からでている］とあります。いずれも物質的な享楽に流れるのではなく、精神的な清純さを尊重した言葉だそうです。また、岡倉天心は「茶の本」に「真の美は、不完全を心の中で完全なものにする人だけが発見することができる」と書いています（岡倉覚三著 桶谷秀昭訳）。
五十嵐の「未完の花園」は、完璧な美を描ききるのではなく余白を残しながら観る者の想像力を刺激し、また観る者の心を満たします。
油彩画12点に描く「五十嵐大地｜未完の花園」にご期待ください。
五十嵐大地／IGARASHI daichi
1996年8月30日東京都生まれ
東京芸術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 学部4年在籍
主な展覧会／グループ展
2016年「東京芸術大学学部1年進級展」東京芸術大学（東京・上野）
2017年「色気づいちゃって展」（グループ展）ターナーギャラリー（東京・南長崎）
2018年「東京芸術大学学部2年進級展-旅展-」東京芸術大学（東京・上野）
2018年「one work show『五十嵐大地展』」みうらじろうギャラリー（東京・日本橋小伝馬町）
2018年「gift」gallery fu（神奈川・横浜石川町）
古田裕｜インターネット ゾーンから：停／噴／選これらの組み合わせ・沁 [exhibition]
2019年5月28日（火）～ 6月9日（日）
12：00～20：00 日曜日は18：00まで 入場無料 月曜日休廊
インターネット ゾーンからの思考、あるいは試行。
gallery fuでは、5月28日（火）から6月9日（日）まで「古田裕｜インターネット ゾーンから：停／噴／選これらの組み合わせ・沁」を開催いたします。
現代美術家、古田裕は早くからビジュアル情報の送り手と受け手の関わり方に注視してきました。多摩美術大学を卒業して間もない80年代後半には、絶大な影響力を持ちはじめたテレビメディアに注目し、そして2000年に入ると急激な普及を見せたインターネットメディアに目を向け、2009年に個展として「インターネット ゾーンから」（養清堂画廊／東京・銀座）を発表しました。
ブラウン管や液晶画面に映し出されるビジュアルは「その本質から遠い風景」であり、しかし「それが日常風景としてある」、そして「そのような風景の変質に対し、視ることの変質も望まれる」という古田裕、彼の新たな問いかけとなる本展覧会「インターネット ゾーンから：停／噴／選これらの組み合わせ・沁」をぜひご高覧ください。
古田 裕 FURUTA Yutaka
1959. 滋賀県大津市生まれ
1986. 多摩美術大学美術学部芸術学科卒業
1999-2000. 文化庁芸術家在外研修員としてドイツ連邦共和国に滞在
主な個展
1987.02 ルナミ画廊（東京・銀座）（1988.02 1989.04 1990.09）
1989.12 「古田裕展」ギャラリー16（京都・東山）
1991.10 「さまざまな眼41 古田 裕展」かわさきIBM市民文化ギャラリー（神奈川・川崎）
1993.12 「（破られるための約束に発信しつづけなければならない確認事項II）-忘却の淵-」日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース（東京・日本橋）
1994.06 「間隔と設営」ギャラリーαM（東京・武蔵野）
1995.05 「対」日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース（東京・日本橋）
1997.02 「ガーデン メッシュ」ギャラリーイセヨシ（東京・銀座）
1997.07 「プラスチック ボックス」日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース（東京・日本橋）
1999.02 「プラスチック ボックスII」ウエストベスギャラリーコズカ（愛知・名古屋）
2009.02 「インターネット ゾーンから」養清堂画廊（東京・銀座）
主なグループ展
1983.05 「THE HEAD – BAT」神奈川県民ホール・ギャラリー（神奈川・横浜）
1983.08 「DRAWING’83」ギャラリー・ウエストベス（愛知・名古屋）
1984.12 「変貌の契機・奇妙な同居」紀伊国屋画廊（東京・新宿）
1985.03 「ARTISTS’ BOOKS: JAPAN」FURANKLIN FURNACE（アメリカ・ニューヨーク）
1985.05 「ARTIST’S BOOKS: JAPAN」フジテレビギャラリー（東京・新宿）
1987.08 「描かれた空間と構築的な平面」橘田尚之・古田 裕 二人展 ギャラリーQ（東京・銀座）
1988.05 「ART OF YOUTH 1.」ウエストベスギャラリー（愛知・名古屋）
1988.06 「ACRYLART展」O美術館（東京・品川）
1992.07 「ルナミ・セレクション ’92」ルナミ画廊（東京・銀座）
1992.08 「MA（間）柏木弘・古田裕展」日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース （東京・日本橋）
1996.01 「アートのかんづめ展」ウエストベスギャラリーコズカ（愛知・名古屋）ギャラリータフ（京都・中京）
1996.09 「美術の現代 6人展」銀座井上画廊 （東京・銀座）
1997.01 「解放された視野-ルナミセレクション-プログラムとシステム」ルナミ画廊（東京・銀座）
1999.01 「兎うさぎ何みて跳ねる展」ウエストベスギャラリーコズカ （愛知・名古屋）
1999.01 「第5回<’99>「美の予感-洋画」展」日本橋高島屋美術画廊 （東京 01.28-02.02） なんば高島屋美術画廊 （大阪 02.10-16） 横浜高島屋美術画廊（横浜 02.18-23）京都四条・高島屋グランドホール（京都 02.25-03.02）
2000.12 21世紀劈頭展「-新世紀をひらく美-現代日本画・洋画新鋭作家展」日本橋高島屋ホール（東京 12.30-01.08）横浜高島屋ギャラリー（横浜 2001.01.17-22） なんば高島屋グランドホール（大阪 2001.01.25-30）京都四条・高島屋グランドホール（京都 2001.02.01-02.06）
2001.09 「手探りのキッス 日本の現代写真」展 東京都写真美術館（東京・目黒 2001.09.11-11.25）丸亀市猪熊弦一郎現代美術館（香川・丸亀 2002.02.10-04.07）
2001.11「 “Surface” hedendaages fotografie en video uit Japan」 Nederlands Foto Instituut, grote zaal（オランダ・ロッテルダム）
2001.11 「コレクションのススメ展」カスヤの森現代美術館（神奈川・横須賀）（2002.11.22-12.23）
2002.01 「”弐千弐年睦月”展」ウエストベスギャラリーコヅカSpaceGray+SpaceWhite（愛知・名古屋） （2003.01.08-24 2004.01.10-24 2005.01.08-22 2006.01.09-21 2007.01.07-20 2008.01.08-19 2009.01.10-23 2010.01.09-22）
2004.10 「横濱写真館」BankArt1929（神奈川・横浜）
2006.02 「境界の風景」展 横須賀市文化会館ギャラリー 横須賀市教育委員会美術館開設準備室（神奈川・横須賀）
2001.10 「東野芳明を偲ぶオマージュ展 水はつねに複数で流れる」ギャラリーTOM（東京・渋谷）
2011.01 「兎・うさぎ 展」ウエストベスギャラリーコヅカSpaceWhite+SpaceGray（愛知・名古屋）
2011.07 「”Scanning” 古田 裕/前野 智彦/三田 健志」GALLERY Hart（神奈川・相模原）
2011.08 “ASPECTS2011 –Japanese contemporary prints”（日本現代版画の諸相） Galley of The Faculty of Art and Design Rajabhat Suan Sunantha University （タイ・バンコク 2011.08.10-26） The National Gallery （タイ・チェンマイ 2011.09.02-15 ）
2012.01「萌月（もゆづき）のアート」ウエストベスギャラリーコヅカSpaceWhite+SpaceGray&Yellow （愛知・名古屋）（2013.01.12-25）
2014.01「萌月のアート」ウエストベスギャラリーコヅカ（愛知・名古屋）（2015.01.10-23 2016.01.11-22 2017.01.09-20）
12：00～20：00 日曜日は18：00まで 入場無料 月曜日休廊
インターネット ゾーンからの思考、あるいは試行。
gallery fuでは、5月28日（火）から6月9日（日）まで「古田裕｜インターネット ゾーンから：停／噴／選これらの組み合わせ・沁」を開催いたします。
現代美術家、古田裕は早くからビジュアル情報の送り手と受け手の関わり方に注視してきました。多摩美術大学を卒業して間もない80年代後半には、絶大な影響力を持ちはじめたテレビメディアに注目し、そして2000年に入ると急激な普及を見せたインターネットメディアに目を向け、2009年に個展として「インターネット ゾーンから」（養清堂画廊／東京・銀座）を発表しました。
ブラウン管や液晶画面に映し出されるビジュアルは「その本質から遠い風景」であり、しかし「それが日常風景としてある」、そして「そのような風景の変質に対し、視ることの変質も望まれる」という古田裕、彼の新たな問いかけとなる本展覧会「インターネット ゾーンから：停／噴／選これらの組み合わせ・沁」をぜひご高覧ください。
古田 裕 FURUTA Yutaka
1959. 滋賀県大津市生まれ
1986. 多摩美術大学美術学部芸術学科卒業
1999-2000. 文化庁芸術家在外研修員としてドイツ連邦共和国に滞在
主な個展
1987.02 ルナミ画廊（東京・銀座）（1988.02 1989.04 1990.09）
1989.12 「古田裕展」ギャラリー16（京都・東山）
1991.10 「さまざまな眼41 古田 裕展」かわさきIBM市民文化ギャラリー（神奈川・川崎）
1993.12 「（破られるための約束に発信しつづけなければならない確認事項II）-忘却の淵-」日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース（東京・日本橋）
1994.06 「間隔と設営」ギャラリーαM（東京・武蔵野）
1995.05 「対」日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース（東京・日本橋）
1997.02 「ガーデン メッシュ」ギャラリーイセヨシ（東京・銀座）
1997.07 「プラスチック ボックス」日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース（東京・日本橋）
1999.02 「プラスチック ボックスII」ウエストベスギャラリーコズカ（愛知・名古屋）
2009.02 「インターネット ゾーンから」養清堂画廊（東京・銀座）
主なグループ展
1983.05 「THE HEAD – BAT」神奈川県民ホール・ギャラリー（神奈川・横浜）
1983.08 「DRAWING’83」ギャラリー・ウエストベス（愛知・名古屋）
1984.12 「変貌の契機・奇妙な同居」紀伊国屋画廊（東京・新宿）
1985.03 「ARTISTS’ BOOKS: JAPAN」FURANKLIN FURNACE（アメリカ・ニューヨーク）
1985.05 「ARTIST’S BOOKS: JAPAN」フジテレビギャラリー（東京・新宿）
1987.08 「描かれた空間と構築的な平面」橘田尚之・古田 裕 二人展 ギャラリーQ（東京・銀座）
1988.05 「ART OF YOUTH 1.」ウエストベスギャラリー（愛知・名古屋）
1988.06 「ACRYLART展」O美術館（東京・品川）
1992.07 「ルナミ・セレクション ’92」ルナミ画廊（東京・銀座）
1992.08 「MA（間）柏木弘・古田裕展」日本橋高島屋コンテンポラリーアートスペース （東京・日本橋）
1996.01 「アートのかんづめ展」ウエストベスギャラリーコズカ（愛知・名古屋）ギャラリータフ（京都・中京）
1996.09 「美術の現代 6人展」銀座井上画廊 （東京・銀座）
1997.01 「解放された視野-ルナミセレクション-プログラムとシステム」ルナミ画廊（東京・銀座）
1999.01 「兎うさぎ何みて跳ねる展」ウエストベスギャラリーコズカ （愛知・名古屋）
1999.01 「第5回<’99>「美の予感-洋画」展」日本橋高島屋美術画廊 （東京 01.28-02.02） なんば高島屋美術画廊 （大阪 02.10-16） 横浜高島屋美術画廊（横浜 02.18-23）京都四条・高島屋グランドホール（京都 02.25-03.02）
2000.12 21世紀劈頭展「-新世紀をひらく美-現代日本画・洋画新鋭作家展」日本橋高島屋ホール（東京 12.30-01.08）横浜高島屋ギャラリー（横浜 2001.01.17-22） なんば高島屋グランドホール（大阪 2001.01.25-30）京都四条・高島屋グランドホール（京都 2001.02.01-02.06）
2001.09 「手探りのキッス 日本の現代写真」展 東京都写真美術館（東京・目黒 2001.09.11-11.25）丸亀市猪熊弦一郎現代美術館（香川・丸亀 2002.02.10-04.07）
2001.11「 “Surface” hedendaages fotografie en video uit Japan」 Nederlands Foto Instituut, grote zaal（オランダ・ロッテルダム）
2001.11 「コレクションのススメ展」カスヤの森現代美術館（神奈川・横須賀）（2002.11.22-12.23）
2002.01 「”弐千弐年睦月”展」ウエストベスギャラリーコヅカSpaceGray+SpaceWhite（愛知・名古屋） （2003.01.08-24 2004.01.10-24 2005.01.08-22 2006.01.09-21 2007.01.07-20 2008.01.08-19 2009.01.10-23 2010.01.09-22）
2004.10 「横濱写真館」BankArt1929（神奈川・横浜）
2006.02 「境界の風景」展 横須賀市文化会館ギャラリー 横須賀市教育委員会美術館開設準備室（神奈川・横須賀）
2001.10 「東野芳明を偲ぶオマージュ展 水はつねに複数で流れる」ギャラリーTOM（東京・渋谷）
2011.01 「兎・うさぎ 展」ウエストベスギャラリーコヅカSpaceWhite+SpaceGray（愛知・名古屋）
2011.07 「”Scanning” 古田 裕/前野 智彦/三田 健志」GALLERY Hart（神奈川・相模原）
2011.08 “ASPECTS2011 –Japanese contemporary prints”（日本現代版画の諸相） Galley of The Faculty of Art and Design Rajabhat Suan Sunantha University （タイ・バンコク 2011.08.10-26） The National Gallery （タイ・チェンマイ 2011.09.02-15 ）
2012.01「萌月（もゆづき）のアート」ウエストベスギャラリーコヅカSpaceWhite+SpaceGray&Yellow （愛知・名古屋）（2013.01.12-25）
2014.01「萌月のアート」ウエストベスギャラリーコヅカ（愛知・名古屋）（2015.01.10-23 2016.01.11-22 2017.01.09-20）
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